パワトレ班2年の松本です!
今日の私はスチューデントラボにてフレーム治具材やロッドエンドの加工をしていましたが…
その間に機械工作センターにて、ワイヤーカットを用いてインナーローターが完成しました!
インナーローターというのは、ブレーキローターの内側にある部品です。
バイクや、スポーツ走行を主とした車などには大抵この方式のローターが用いられているようです。
と言われても、どんなふうについているかが分からなくては…
実際に取り付けられている様子がこれです。
うーん、見えにくい…
ブレーキローターだけにすると、こうなります。
で、アウターとインナーの固定に使われるのが、先日PLUS μ様からご支援いただいたフローティングピンです!
2枚目の写真に乗っている金色のものがそれです。
ここでみなさん、思いませんか?
なぜ1枚板のものを使わないのだろう、と。その方が手間がかかりません。
理由をサスペンション班の人に聞きました。
簡単に言えば、ブレーキローターのアウターとインナーをわざとカタつく構造にすることで歪みを防止し、ディスクにかかるキャリパーの負荷を一定にする効果があるのだそうです。
もっと他にも理由があるそうなので、自分でも調べてみなくては!
今回の投稿で、私の勉強にもなりました。
さぁ、これからもいろんな部品を作って参ります!
次回の投稿にもどうぞご期待ください。それでは。