アドバイザー4年の松本です。
あれ、パワートレイン班じゃなかったんですか?
うーん、後輩に設計のアドバイスを行ったりはしていますが、直接的にはやっているわけではないので…
さて、今回はかな~り遅れあそばせながら、エコランの結果についてお話いたします。
大会1日目、9月30日土曜日、早朝。
ツインリンクもてぎに降り立った私たち”ロードキング道王”のメンバーは限られた時間の中、ピットを設営すると急いでマシンの組み立て、セッティングに取り掛かりました。私は大会側との書類のやり取りに追われながらも、エンジンの調子を確認し、いざ車検へ。
ここで指摘されてしまったのが、燃料ホース。燃料ラインは中身が分かるよう全区間透明でなければならないとのことでした。
しかし、個別車検で一応、一応ですがOKを頂くことが出来ました。
さっそく、車検合格ステッカーをカウルにペタリ。
その後は公式燃料タンクを取り付け、エンジンの暖機を行ったらいよいよスタート。
ドライバーは小花。
サインエリアにて松本&前島・鈴木・佐藤の4人で見守ります。
ここからは、車速を時速40kmまで加速させ、そこでエンジンを切って惰性走行。時速20kmまで落ちてきたところでエンジンをかけ、再加速するという流れになります。
しかし、時速40kmまで引っ張ろうとすると加速が鈍くなるという予想外の事態が発生。
仕方なく、上限を時速35kmに変更。制限時間とのにらめっこが始まりました。
約38分の走行を経て、1日目は無事完走。記録はリッター377km。
去年よりも18km低い…!
大会2日目、10月1日。
エンジンでも車体でもさらに記録を伸ばせるよう、全員でセッティングを1日目よりも念入りに行いました。
タイヤはしっかりまっすぐ前を向いているか、空気圧は問題ないか、燃料噴射量は適正か、暖機は十分か…
決勝車検をクリアし、燃料タンクを取り付け、再びコースへ。
サインエリアの目の前、観戦スタンドには工房生達も応援に来てくれました。
多くの人が見守る中、小花もエコ美を大事に転がします。
サイン係も、記録向上を狙ってペース配分の管理に真剣です。
そして、2日目も無事完走。
記録は、”ロードキング道王”発足以来、最高記録の463.717km/L!
最後まで諦めず、セッティングを煮詰めて頑張った甲斐がありました。
さぁ、1年生たちはこれからフォーミュラへ。
エコラン以上の困難が彼らを待っています。
私はこれから脇役に徹するのみではありますが、最後まで出来る限り工房をサポートしてまいります。
そして、ブログやホームページの引き継ぎも…
それでは、このへんで。