パワートレイン班4年の松本です。
本日、昼食の弁当を日本工業大学 工友会 静岡支部様よりご支援いただきました。
お弁当はチームメンバー全員で美味しくいただきました。そのおかげで、午後も精一杯大会に専念できました。誠にありがとうございます。
明日も頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。
パワートレイン班4年の松本です。
1日目の夜、チームは2日目の朝に雨が降ることを考え、予めレインタイヤに履き替えていました。
ところがいざ翌日を迎えると、曇り空のまま雨は降らず。ブレーキテストに一刻も早く臨むべく、スリックタイヤに換装。
が、天の意思を我々が読もうとするのはおこがましいことだったのでしょうか。換装直後に大雨が降り始めました…
仕方ないので再びレインタイヤに換装し、ブレーキテストへ向かいました。順番待ちの中、雨が余りにも強かったのでマシンをドライバーごとブルーシートで覆っていました。
ですがその雨をものともせず、ブレーキテストは一発でクリア。
そしてついに、車検シール、4枚全てゲットしました!
とりあえずマシンは一安心、と次に迫りくるはプレゼンテーション、デザイン、コストの静的審査。
開始時間が来るまで、ピットにてみんながギリギリまで発表練習をしていました。
この情熱の強さからでしょうか、本番でも審査員の方々を前に、練習の成果を遺憾なく発揮しました。
あとは結果を待つのみ。
さて、3日目はいよいよ動的競技が始まります。アクセラレーション、スキッドパッド、オートクロスを経て、各チームのマシンのポテンシャルが丸裸になる1日です。しかも、午後からは雨という予報も…
雨のせいで記録が落ちてしまう、ということは避けたいですが、これはおそらく他チームと考えは同じ。明日の朝は油断できませんね!
ということで、私のリポートもこの辺で。
また明日にて、動的競技の結果をお伝えしたいと思います。
車両構造確認、1発合格。
ドライバーも全員がテストに合格。
よし、あと残るは騒音試験とチルト試験。
騒音試験の通過条件は、アイドリングで103dBC、7000rpmで110dBC未満であること。
だが、その数値以下であることをもう工房で確認済みだ。
ここまで来れば、合格はもう目前だ!
車検官の前でエンジン始動。
エンジンはうなりを上げる!
さぁ、結果は…
「…記録、7000rpmで110.5dBC」
え?
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パワートレイン班4年の松本です。
後味の悪い車検結果となりました。
工房で騒音測定を行った際は既定の数値から5dBCほどのマージンを確認できていたため、安心しきっていたその矢先でした。
普段以上の騒音値が検出され、不合格に。
その後、エンジンセッティングを少しだけ変えてギリギリで合格したものの、エンデュランス後の騒音測定で不安を残す結果となってしまいました。なんと気まぐれなエンジン…と言いたくなりますが、まだ私たちのセッティングが甘かったとしか言えません。
ピットに戻って全員で協議した結果、排気口のパイプ径を小さく絞ることで確実に車検に合格できる仕様に変えることにしました。
突貫工事でパイプの長さを合わせ、会場内の修理工房で溶接機を借りて排気口に絞りを追加。
合格後も騒音測定を行わせていただき、2dBC程度のマージンが出来たことを確認しました。
修理工房、今年こそは使わないようにしたいとは思っていましたが、無念。
また、チルト試験でも60度傾斜の時点で前輪だけが浮いてしまうトラブルが発生。
足回りのセッティングを見直すことで通過しましたが、この1日目から早速、チームがまだ力を出し切れていないことを痛感しました。悔しい限りです。
せめて来年、同じミスを繰り返すことが無ければ…
でも、今年は大会が終わるまで私たちは諦めません。
絶対にマシンを完走まで導いていけるよう、奮闘し続けて参ります。
どうぞ皆様の応援、よろしくお願い致します!
8月9日、この日も快晴。
台風一過で風が強いけど、そんなものを全く気にしないようにマシンは絶好調。ちょっとアンダーが強いけれども、そこは本大会までにセッティングを煮詰めることもできる。去年はエンジンが吹け上がらない症状がいきなり出て慌てたけど、そんなこともなさそうだ。
「・・・あれ、なんかプスプスしてる…」
マシンがスローダウン。一緒に走ってた他チームのマシンに抜かれていく。
何が起きた?電装のトラブルか?いや、電装なら一発でエンジンは動かなくなる。
こんなによれよれとしたエンジンの動き。加速したりしなかったり…
「・・・間違いない!ガス欠だ!マシン戻して!」
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パワートレイン班4年の松本です。
昨年のブログに引き続きまたこのような導入から始まるとは…
この日、少しでも多く走ってデータを稼ぎたいという焦りと、「この日の昼までぐらいなら燃料は足りるだろう」という”なんとなく”の見立てから、耐久走行の練習中にガス欠になってしまいました。辛うじてコース上で止まってしまうような事態は回避できましたが…
他にも、コックピット内に工具を置きっぱなしにして練習走行中に落ちてきたり、
自分たちのちょうど目の前でスキッドパッドの練習が止められたり。
この日もやはり、課題がいくつか見えてきました。
情報のやり取りがメンバー内の限られた範囲内でしか行われていないこと、
そして、数字を出しての議論が出来ていないこと。
工具の置きっ放しは、工具箱の中身を見れば足りないことに気付けます。
コースの状況をしっかりみんなで分かっていれば、予定通り練習メニューをこなすことが出来ました。
ガス欠に至っては、残油量管理を行っていれば起こりませんでした。”ウチは燃費良いから”というおごりもあったと思います。
本大会では、こんなこと絶対に起こすわけにはいきません。
その日まで、残り25日。
気を引き締めて、本大会目指していきます!
今後とも応援よろしくお願い致します。
パワートレイン班4年の松本です。
8月8日、試走会2日目。
朝方はまだ雨が降っていましたが、アクセラレーションを1回行ったところで天気が回復し、大会運営からのウエット宣言も解除されました。
急いでスリックタイヤに交換しました。眩しい太陽の光がカーボンカウルに照り付けます。
その後、スキッドパッドやオートクロスにも挑戦。
ドライバーの練習はもちろんのことですが、今まで試行錯誤したセッティングも試されます。
最初は様子を見るように。
そこから徐々に徐々に、ペースアップ。
どちらの競技でも、本大会時に迫るようなタイムを出すことが出来ました。
また、ここまで心配だった水温は安定し、足回りのキャンバー角・減衰力などのセッティングもぴったり合いました。
3日目はドライバーの腕に磨きをかけ、マシンにまだ問題が無いかを探っていきたいと思います。
それでは、また。